新時代の幕開けとディアハンター

2012年の1月もあっと言う間に折り返しです。皆様、新年はどのようにお過ごしになりましたか?

僕はと言えば、昨年11月末からのご縁でSano Rebirというイベントに関わることになり、沢山の方々にお世話になりました。自分の至らない点により多々ご迷惑をお掛けしましたが、なんとか昨日、無事に終えることが出来ました。

ご来場くださったお客様、BUIE学園前入居者の皆様、出展、出演、出店頂いた皆様、他関係者の皆様(割愛失礼します)、本当にありがとうございました。

今回の参画により僕は、これからの可能性と希望を得ることが出来ました。

ある人が発した「矢面に立つ」という言葉が印象的でした。

責任と覚悟を持って世に顔を出し、信念と熱意を以て人を動かす。しいてはそれが社会を動かすことになるであろう。という感覚を僕は実感しました。

1ヶ月もない時間の中でこれだけの賛同者を得たというオーナーの人柄と行動に感服し、また、センセーショナルな新しい風と旗振りを求める人が確かにいるということに心が躍動しました。

確かにこれは日本の北海道の札幌のとあるシェアハウスという小さな小さなコミュニティでのお話です。しかし、いつぞやそれは「これは日本の北海道の札幌のとあるシェアハウスという小さな小さなコミュニティでのお話です」という「トキワ荘」や「ガレージ」のような逸話になることでしょう(強気w)。

イベント期間最終日の昨晩、本州から来ている入居者の男性が自ら狩ってきた鹿肉をご馳走してくれました。30年近く地元に住んでいる人間が、海峡を越えて来てくれた人からエゾシカを奨められるという一種のカルチャーショックです。しゃぶしゃぶやタタキにして美味しく頂きました。そう、めちゃくちゃ美味しいのです!

(鹿肉のしゃぶしゃぶ!サッと湯を通して、ショウガとポン酢で召し上がれ♪ photo by 高橋 遥)


何でこれが北海道の名産になっていないんだ!

恐らく、色々な要因が渦巻いているのでしょう。どうにかそれを解いて北海道おもてなしの一品として広められないかな〜と思います。

流通に乗らない美味い肉。

僕はそれを自らの手で持ってきた人間と食べながら、現代の生活構造について考えていました。私たちが最終的に恩恵を受けている生活必需品やサービス。便利な世の中には様々な裏があり、代償があり、副産物もあるということ。知っているつもりでいても忘れがちなこと。或は、知らないこと。

知るべきこと。知らざるべきこと。幸せに暮らすということ。

「深く考えなきゃ」と思えば思う程、「そんなことどうでもいい、楽しければいい」というスパイラル。これを哲学では二律背反というのでしょうか。中庸でありたい。そう願う今日この頃です。

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