人と人との距離感のはなし

物理的距離、時空的距離と心親的距離は相関しないよ

  先日、面白いエピソードが連続して勃発したので、ここに記しておくことにします。以後、僕と付き合う人はよく覚えておいてください。

  地元での活動から羽ばたいて首都圏へと活動拠点を移していた、なかにしりく君。数年の活動を経てまた札幌に帰ってきていたのは知っていたのですが、まさかこんな所で再会するとは。というシチュエーションでそれが起きたのでした。

  名寄という道北の要地にて開催されていた、雪質日本一フェスティバルに僕は何も知らずに視察に行ったのだけど、そこのステージにたまたまりく君が出演予定で、リハ前の下見でステージ上がっているところをたまたま見つけたので「ヨォ!」と近寄っていったのでした。


  それから数日後、父が法事に参加するというので街中の葬儀屋さんのビルに送り届けた後、彼を再び車に乗せるまでの時間を過ごすために、僕は作業環境を求めて Lighthouse coffeeさんにお邪魔しました。するとそこには、かつて在籍した会社で小樽のカフェバーをやっていた時にお世話になった大先輩がたまたまいらしてたのですが、「お疲れさまです」といつもの僕のトーンとテンションで挨拶しつつ、隣の席に着いたのでした。

  その両者のリアクションが共通していたのですが、皆さんも「久しぶり」なシチュエーションで感じることは一緒でしょうか?


  久しぶりにしては素っ気なさ過ぎ!! しかも偶然なのに!! 感情ないの!?


今の時代、一期一会以外の結果って当然あるよね?

  失敬ながら、僕は「これはとても面白い。これが長年僕が解き明かしたかった謎だ。」そう思ったのです。僕以外の人のことは分かりませんが、これまでの色々な人間関係から察するに、おそらく僕は人よりも連絡不精です。何か仕事するとか約束するとか、告知するとかのこと以外の連絡ってほぼやりません。皆一律です。でも、私の想像が正しいのであれば、一度知り合った人同士はちょいちょい連絡のやり取りをするのでしょう。たまには一緒に遊びに行く人もいたりとか。そこの密度で人間関係を構築したり評価したりしているのではないでしょうか?

  僕の場合はそうではなくて、その人への尊敬で結んでいるので、物理的距離が開こうが、時空的に開こうが、実際に近くで会って尊敬できる相手だと記憶してから僕とその人の関係は変わらないのです。それに、今の時代、一期一会なんて別れ方はほぼしないし、例えば圧倒的な何かの力が働いて両者を意図的に引き合わせない状況があり、それをようやく跳ね除けて会うことができたくらいの条件じゃないと、再会したことに感動はしないかも。だって、お互い自由に動けるのだから。再会するということは近いバイブレーション持ってるということなんだから、むしろホッと安心するのが自然なのではないでしょうか。


お互い変わったかもしれないし、お互い変わっていないのかもしれない。

でもきっと今、これって引き寄せ会えたってことだよね。

  

  普段、日頃の連絡しなかったり、急に遠くへ旅立ったり、突然告知の連絡をよこしたりしてもそれは貴方の存在を蔑ろにしているという行動ではないので、そのようにキャッチしないでもらえたら嬉しいです。確かに、常に頭最前線で思い続けているかと言ったらそうではないのかもしれないのだけど。その時自分に認めたリスペクトは変わりません。いつも支えていただきありがとう。


  

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