こういう人には向いてない気がします
しみさんぽを有効に使っていただく為には、いくばくかの余裕がある人ではないと厳しそうです。日々の業務に追われて疲弊している方々が依頼者の場合には残念ならがマッチし難い傾向にあります。こんな事例がありましたよ、というケースをご紹介します。参考になさってください。
「そういうもんだ」のその先
記憶の新しいケースでは、訪問看護ステーションでの話が挙げられます。
その日、私は午前中に健康診断に行かせてもらい、帰ってきたところでした。そして、ちょうど休憩に戻ってきていた看護師たちに受診したセンターのお爺さんレントゲン医師 or 技師の激務ぶりについて話しました。しみさんぽ的に意識しているのは、フレッシュな脳で率直かつ純粋に直感で捉えるということです。それと真逆に位置するのが彼らの思考でした。「業界人の常識」ほど凝り固まっているものはありません。私が見てきた「老齢医師が次から次へバリウムと利用者をしゃべくり倒して休む間なく管理していた」という話に対しての返答が「そういうもんだ」というものでした。
仮に依頼者がそういう思考のスタンスであるならば、そこから変容してもらわないと、しみさんぽの最大活用は出来ないかと思います。
私が投げかけた「バリウムレントゲンの老齢スタッフ」の話は、そういう現状(問題点)があったというところから「その先」にどうしたらより優しい社会になるだろうというディスカッションの導入なのです。
どうか頭を柔らかくして頂きますよう、お願いします。
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